因縁の意味をわかりやすく|良い意味・悪い意味の違いと例文
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「因縁」は、もとは仏教のことばで、結果を生む原因(因)と、それを助ける条件(縁)を指します。日常では「関係」「由来」「言いがかり」の意味でも使われ、良い意味にも悪い意味にもなります。どの意味かは、使われている場面で見分けます。
この記事では、ひとつの相談を入り口に、知恵袋の回答にあった説明をもとに、因縁の意味を例文つきで整理します。「憑依は因縁のせい」といった話との向き合い方も扱います。
ひとつの相談
「取り憑かれるのは因縁のせいらしい」という話を目にしたものの、そもそも因縁という言葉の意味がよく分からない、という相談です。因縁とはいったい何なのか、はっきり知りたいと尋ねていました。
Yahoo!知恵袋に投稿された相談より
言葉の意味の先にある、気になる関係のこと
「因縁」という言葉が気になった背景は、人によって違います。ニックネームのまま、アプリから話を聞いてもらえる場所があります。
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「因縁」の意味をわかりやすく
知恵袋には、因縁を身近な例で説明する回答がありました。「因」は心の中の思い(種)、「縁」はその種を芽吹かせるきっかけ、「果」はその結果だ、という説明です。
例えとして挙げられていたのが、「そろそろ食事にしよう」が因、「看板を見つける」が縁、「お腹が満たされる」が果、というものです。
因縁とは、原因(因)と、それを後押しするきっかけや条件(縁)が合わさって、結果(果)が生まれるという考え方です。
別の回答は、因縁ということばの意味を、例文を添えて次の4つに分けていました。
知恵袋の回答にあった「因縁」の4つの意味
- 原因と条件(仏教での使い方)
- 関係(「あの人には浅からぬ因縁がある」)
- 由来(「この寺院には、このような因縁があった」)
- 言いがかり(「あいつに因縁を付けられた」)
同じ回答は、2つ目の「関係」の意味は世間でも仏教でも使われ、ある人物や神仏とかかわりがあることを言う、と説明していました。
辞書の説明を引いた別の回答には、由来の意味の「いわれ因縁を語る」や、定められた運命の意味の「前世からの因縁」という用例もありました。
仏教での3つの説明(因なる縁・因に縁る・因と縁)
もう少し詳しい仏教の説明をする回答もありました。「因なる縁」は、どんな現象にも原因があるという見方で、朝顔の花には種という因があり、煙には火という因がある、という例えです。
「因に縁る」は、結果は原因によってある、という意味で、縁起とも呼ばれます。「因と縁」は、結果を起こす原因は一つではなく、主な原因を「因」、それを助ける間接的な条件を「縁」と呼ぶという説明です。
同じ回答は、パンジーの種だけでは芽が出ず、縁となる水や温度が必要だ、という例えも挙げていました。
「因縁果報」の「果」と「報」
「因縁果報」の意味を尋ねる質問には、植物にたとえて、因はたね(原因)、縁は土や雨や太陽の光(条件)、果は植物の実(結果)、報は一般的に言えば報い、と答える回答がありました。
別の回答は、目に見えない形で生じる結果が「果」、それが目に見える形で現れたものが「報」だ、と違いを説明していました。
悪い意味で使われる「因縁をつける」
悪い意味の代表が、4つ目の「言いがかり」です。「因縁をつける」は、言いがかりをつける、つまり理由にならない理由で相手に文句をつけることを指します。
例文の「あいつに因縁を付けられた」のように、自分が一方的に責められたときに使われる言い方です。
知恵袋の回答にも、「因縁をつける」という言葉から、因縁を悪いものと捉えがちかもしれない、という指摘がありました。
「殆どの場合、【因縁】はいい意味では使いませんね」と答えた人もいました。会話で使うときは、悪い意味に受け取られることもあると心に留めておくと安心です。
良い意味にも悪い意味にもなる「浅からぬ因縁」「因縁の仲」
「浅からぬ因縁」の意味を尋ねる質問には、「浅からぬ=浅くはない」つまり深い因縁のこと、とても深い関係で今始まった因縁ではない、という回答がありました。
「因縁の仲」を尋ねる質問への回答は、辞書の説明を引きながら、因縁には「定められた運命(前世からの因縁)」や「宿命的に結ばれた関係(彼とは浅からぬ因縁がある)」という意味もある、と紹介していました。
その回答が挙げていた「宿命的に結ばれた関係」の例
- 憎み合う敵対者どうし
- よきライバル関係
- 運命の恋人
同じ回答は、こうした結びつきを「善悪を越えたところにある結び付き」と表していました。「深い因縁」は、それだけでは良い縁とも悪い縁とも決まらない言い方です。
「因縁のライバル」は、昔からの張り合い
「因縁のライバル」の意味を尋ねる質問には、「昔から、あれこれと拘りがある」くらいの意味だ、という回答がありました。長年何かと張り合ってきた相手、という受け取り方です。
その関係の意味を、話してみてもいい
深い縁を感じる相手との関係は、言葉にしてみると整理できることがあります。ニックネームのまま、アプリから話せます。
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「憑依は因縁のせい」と言われたときの受け止め方
相談のもとになった「取り憑かれるのは因縁のせい」という話には、知恵袋でもはっきり否定する回答がありました。
ある回答は、憑依と因縁は関係ない、そう言っているのは詐欺師で、全くのインチキだ、と答えています。
別の回答は、因縁とは結果を引き起こす直接の内的原因である因と、それを外から助ける間接的原因である縁のこと、つまり物事が起きる原因のことだ、と言葉の意味だけを説明していました。
宗教で因縁というと、世の中や個人に起こる不条理な出来事を前世や過去と結びつけ、人の心をつかむのに使う手口ではないか、という意見もありました。
「因縁のせい」という説明は、言葉の意味そのものではなく、ひとつの解釈です。怖くなって、急いで何かを決める必要はありません。
「因縁を断つには」と勧められたら
- 品物や儀式を受けるかどうかは、自分で決めてよい
- 料金の総額を先に確かめ、その場で決めない
- 困ったら消費者ホットライン「188」に電話する
188は、近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してくれる番号です。気持ちがつらく、眠れない・食べられない状態が続くときは、医療機関に相談する方法もあります。
恋愛や人間関係で使われる「因縁の相手」
「因縁の相手」や、先ほどの用例にあった「前世からの因縁」のように、因縁は恋愛や人との出会いを語るときにも使われます。
仏教の考え方として、縁には信頼で結ばれて高め合う良縁と、憎しみで結ばれて傷つけ合う悪縁がある、と説明する知恵袋の回答もありました。
ライバルであっても恋人であっても、「因縁がある」という言い方は、良い縁か悪い縁かを最初から決めるものではありません。どちらだったかは、関係を重ねた後で見えてくることもあります。
「因縁の相手」の詳しい意味や、良縁・悪縁の違いについては、因縁の相手とは?良縁と悪縁の違い、仏教での意味、断ち切れるのかでも扱っています。
よくある質問
因縁の意味をわかりやすく簡単に教えてください。
原因(因)と、それを後押しするきっかけや条件(縁)が合わさって結果(果)が生まれる、という仏教の考え方がもとです。日常では「関係」「由来」「言いがかり」の意味でも使われます。
「因縁をつける」とはどういう意味ですか?
言いがかりをつけることです。「あいつに因縁を付けられた」のように、理由にならない理由で責められたときに使います。
「浅からぬ因縁」とはどんな意味ですか?
「浅くはない」つまり「深い」因縁という意味です。とても深い関係で、今始まった因縁ではない、と答える回答もありました。
因縁は良い意味と悪い意味、どちらで使われますか?
どちらにもなります。宿命的な関係は善悪を越えた結び付きだとする回答がある一方、殆どの場合いい意味では使わない、とする回答もありました。使われている場面ごとに見分けると迷いません。
まとめ
「因縁」ということばには、原因と条件、関係、由来、言いがかりといった、いくつもの意味があります。
「因縁をつける」は悪い意味、「浅からぬ因縁」「因縁の仲」は良くも悪くもなる深い結びつき、「因縁のライバル」は昔からの張り合い。場面ごとに分けると、どの意味か見分けやすくなります。
「因縁のせい」と不安をあおる説明を、そのまま受け取る必要はありません。
気になることがあるときは、急いで結論を出したり、何かを買ったりせず、ひとつずつ整理していけば十分です。
気になる縁について、話してみる場所を残しておく
意味を調べるだけでは晴れない気持ちを、言葉にすると整理できることがあります。ニックネームのまま、アプリから相談できます。
相談できる場所をくわしく見る※相談はアプリ(iPhone・Android)から行います。18歳未満(高校生を含む)は利用できません。鑑定料は占い師ごとに異なります。
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見えない縁 編集部

